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プリズミアンはフル稼働に関してまだ慎重

Apr 14, 2023

[ミラノ 5月11日 ロイター] - 世界最大のケーブルメーカーであるプリズミアン(PRY.MI)は木曜日、エネルギー転換と電化の世界的傾向から引き続き利益を得たため、第1・四半期の中核利益が48%増加し、予想を上回ったと発表した。 。

しかし、好調な四半期決算にも関わらず、同社は現在の市場の強さを示すより確実な証拠を求めているため、利払い・税・減価償却前・償却前利益(EBITDA)とキャッシュ創出力の通期調整後利益の予想の上方修正を控えた。

ヴァレリオ・バティスタ最高経営責任者(CEO)はアナリストに対し「われわれはまだガイダンスの上位を引き上げる自信はない。慎重に第2・四半期のデータと受注を確認したい」と述べた。

「私が言えるのは、我々のガイダンスの下限は現在対象外であるということだ」と同氏は付け加えた。

1500GMT(日本時間午後5時)までに、同社株は3.6%下落し、イタリアの優良株指数(.FTMIB)のパフォーマンスが最も悪かった銘柄の一つとなった。

プリズミアンは、1-3月期の調整後EBITDA総額が4億2,700万ユーロ(4億7,000万ドル)となり、同社が提示したアナリストのコンセンサスである3億5,800万ユーロを上回ったと発表した。

バティスタ氏は「すべての事業と地理的領域、特にエネルギー転換と電化プロセスで戦略的役割を果たす部門が好調だった」と述べた。

特に同氏は、大規模相互接続や洋上風力発電所用の海底ケーブルシステム、保護グリッド強化用のケーブル、風力や太陽光の再生可能エネルギー発電への応用を挙げた。

プリズミアンは、陸上および海底の電力相互接続や洋上風力発電所向けのケーブルを供給する同社のプロジェクト事業には、最近のビスケー湾相互接続契約を含め、3月末時点で過去最高となる91億ユーロ相当の受注残があると述べた。

同社は3月末までの12カ月間に5億8100万ユーロのフリーキャッシュフローを生み出したと発表した。

(1 ドル = 0.9084 ユーロ)

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